偉そうに点数をつけている当サイトですが、いったいどんなことやってどんな基準で評価してるの?
ってことをご説明します。
保湿力
保湿力はこれを使って評価しています。
モイスチャーチェッカー(MY-808S)という商品です。
先端がセンサーになっていて、皮膚にちょいと押し当てれば簡単に皮膚の水分量が測定できるという優れものです。
さて、さっそく測定してみましょう。
まず腕に2cm×2cmの枠をテープで作ります。
この枠の中に0.1mlの化粧水を塗り込みます、かなり過剰量ではあります。
あとは時間ごとに計っていくだけですね。
10分、30分、1時間、2時間、3時間で測定しています。
実際に測定するときはいくつか同時にやるのでこんな感じになります。
あとは数値の処理の話ですが、塗る前の値を測定しておいてベースラインとするとか、何も塗らないとこも合わせて測定するとか、当たり前ですが測定は数回行うとか、まぁなるべくおかしな数字にならないように気を付けています。
あ、あとクーラーをきかせて気温約25℃、湿度約50%ぐらいの条件でやってます。
人体での測定なので難しい部分もありますが、条件はなるべく一定になるよう心掛けています。
この結果がこの表ですね。
保湿力はこの数値で評価しています。
いまのところ「数値は高いけど実際に使用したときはそうでもない…」というようなことは起こってないのでそれなりに信頼できそうだなと感じています。
まぁ多少の上下はあるとは思いますが。
べたつかなさ
これも一応測定というか、試験を一つ実施しています。
化粧水を1ml計り取って両手に塗り広げます。
ぬりぬり~ぬりぬり~
3分間おいて……スパンコールの山に手をこう!!!!
これがどんだけくっついているか、ってことからべたつかなさを評価しています。
べたつかなさについてはこの結果と実際に使用した感覚を合わせて評価しています。
こんな風に結構差が出るんですよ。
使用感
もうこれはほぼほぼただの感想になってしまっていますね。
ノビだとか、ニオイだとか、肌の感覚だとか、容器の使いやすさとか、とにかく使って思ったことから評価しています。
保湿とべたつきはあんまりここには加味してないつもりですが、多少は入っちゃってますね。
特にべたつきは使用したときに気になるやつは気になりますからね。
コスパ
これは基本的に金額と容量で評価しています。
コスパの定義としてパフォーマンスの部分が本来大事なのですが、化粧品のコスパって「安くて多い」ことに使われることが多いので。
ただ数字だけで判断するのもあれなんで高くてもよかったものとか若干評価上げてたりします。
総合評価
ここまでの評価項目を全部合わせてどうだったかって話ですね。
私自身がまた使いたいか、これからも使い続けたいか、人にお勧めできるのか、なんてことを考えたりしながら評価付けしています。
ランキング上位のものは主観も客観(保湿力の数値やべたつきの写真)も満足できたものになっています。
…以上!!
こうして不特定多数の方の目に触れるところに評価とかを出すにあたって、なるべく「公平公正にやってますよ。」というのが少しでも伝わるよう書きました。
というかある程度基準が無いと評価する側もよくわかんなくなってしまうのでね、ちゃんとやっているつもりです。
伝わりましたら幸いです。またこれを踏まえてランキングやレビューなんかを見ていただけたらもっともっと幸いです。