昨今の日本では男性がスキンケアをする風潮が強まっていますね。
別の記事で化粧水を使用している男性がわずか14.2%しかいない(2007年の調査結果)ということを書きましたが、
もっと最近のデータは無いのかなーと調べていたら興味深い記事を見つけました。
この記事では日本・アメリカ・中国・韓国・タイ・ドイツ・インドネシア・シンガポール・イギリスの世界9カ国において20~30代男性ビジネスマンを対象とした、「仕事と見た目に関する調査」の調査結果に関して話しているんですが、結論から言うと日本はスキンケア後進国だったっていう話なんですよ。
要点だけざっくり挙げると以下の感じです。
- スキンケアを実施している男性の割合は日本が51.3%で最下位、トップは中国の88.7%。
- 「ビジネスの場においても肌をきれいに保つことは重要」という考え方が日本でも5割程度、中国では9割程度支持されている。
この2点についてお話させてください。
要点で書いたように日本は男性のスキンケア実施率でドベでした。
しかしよく数字を見てください。51.3%もあるんですよ。
2007年は14.2%でした、この10年でここまで男性にもスキンケアの重要性が根付いたんですね。
このペースで行くと2030年ごろには100%に到達しますよ。(迫真)
はい、冗談はさておき、もとが低かっただけにこのノビ率はなかなかすごいものだなと思いましたよ。
一昔前は着飾るのは女の仕事みたいな感じがありましたけど今は男性もそれなりに身ぎれいにしておかないとすぐ後ろ指をさされてしまいますからね。
ジェンダーフリーってことですね(適当)。
でもここで他国、というか中国はなんでこんなにスキンケアの実施率が高いんだろうと思いますよね。
それはビジネスの場における身だしなみの考え方が影響しているのかもしれません。
ここは重要なのでまずグラフを見てもらいましょう。
低い国でも半分程度の人は「ビジネスの場においてもスキンケアは重要」と考えているんですよ。
特に中国ではこの考え方がしっかり根付いているんでしょうね。
「異性にモテたい!」っていうものとは別に、社会人としてちゃんと身なりを整えるというところにスキンケアもある感じですね。
正直なところ、異性でも同姓でも美人・イケメンとは別に、身なりが整っている人の方が仕事ができそう!というのは私も思いますし、
実際にぱっと見の印象は大事だと思うので気を付けるべきだと思っています。(人は見た目が何割だって本もありましたね。)
肌もその延長線上なんでしょうね、もちろんきれいな肌の方が他者に好感を抱かれやすいでしょうから、社内外問わず好感を持たれて悪いことは無いですよね!
職場で自分のニオイを気にしたりする男性はたくさんいるとおもいますが、肌まで気にしている人はそんなに多くないイメージです。
でもここで先ほどのデータが効いてきます。
日本においても5割ですよ、もしかして、将来的に肌が汚かったら出世に響くのでは…?
「容姿で判断されるなんて会社はダメでしょ、仕事内容で評価してほしいね」
ごもっともです。極端に「お風呂に入らない」とか「毎日しわとほこりにまみれたスーツ」とか明らかに問題がある場合を除いて基本的にはそうだと思います。
でも見た目の印象ってのも大事ってことを考えていただきたい。
好印象を持たれた方が仕事をやりやすくなることなんか多々ありますし、結果としてそれがそのまま評価にもつながるでしょう。
結局のところ上司だけの問題じゃないんですよ。
少しでも他者に好印象を持ってもらうために自分でできることは何なのかっていう話ですね。
つまり…どういうことだってばよ
仕事ができる男は肌もきれい、これが世界の共通認識になりつつある今。
やはり男性もスキンケアをしっかりするべきという結論に至るしかないわけです。
まぁ上では無駄に仰々しい感じで書いちゃいましたけど、ダイエットとか筋トレと一緒で、スキンケアも自分を磨いて自信をつけるためのものでもあると思います。
ダイエット、筋トレと違って数字が出ないので実感しづらいというのはありますが、お風呂上りに化粧水塗るだけでも「おれやってるなぁ~」感が出るのでいいもんですよ。
スキンケアをする→自信がつく→まわりからも高評価→仕事もうまくいく→出世しちゃう!
っていう進研〇ミみたいなイメージでスキンケアをしていきましょう。