
pHと染まり方の関係
いくつかのサイトで見かけたんですが
カラートリートメントの染まりやすさはpHさえ見ればわかる!
と、言われてますね。
pHがアルカリに寄っていれば、キューティクルが開くため良く染まる…という事。
で、そのpHさえアルカリに寄っている物さえ選べば染まる物がわかる、と。
まぁあれですね。
そんな単純な訳ないでしょうに。
染料の配合量も、配合バランスもわからないのにpHだけで全部決まるとな?
凄い事言ってますね…。
でも折角なので調べてみましょう
というか、その傾向はあると思います。
(それだけで全部決まる訳じゃないですが)
実際に調べた結果
各ph値は一覧表に載っているのでそちらを。
⇒白髪染めカラートリートメント一覧表
最低が資生堂ティアラの3.3。
最高が髪萌カラーアップの8.0。
弱酸性~中性領域がほとんどですね。
で、pHと染まりの関係ですが、傾向はありました。
良く染まるカラートリートメントのpHは7を超える物が大半。
とは言え


pH7.3とpH7.4だったスカルプDボーテ、トップバリュを比べると


こういうのもあります。
良く染まったのはpHが高い物、7.0越えが多かったですが、
弱酸性域でも染まる物もありますし、中性でも染まらんものもある。
結局、商品次第。
という事です。
(当たり前)
参考になるかも?程度ですね。
微アルカリ性だと痛めず染められる?
たまに見かけますねこの一文。
白髪染めカラートリートメントで
pH11のアルカリ領域に足突っ込んでる商品なんて存在しません。
全部そうです。
ちなみに「髪を痛めにくい」というのがカラートリートメントの特徴ですが、
傷んだ髪が治る訳ではありません。
痛めにくい、という話です。
傷んだ髪は何しようと治りません。
まとめ

使ってる染料・配合量が同じであれば
pHが高い方が染まりやすい、ってのはあると思いますがその商品次第です。
カラートリートメントで染まらないという方は
pH7.0以上のを試すのもいいかも?
程度のお試し感覚ぐらいで。
それだけで決まるもんじゃありませんが、
pHがアルカリに寄ってるのは良く染まるのも多かったのも事実なので、参考程度に。