
初めて白髪染めをする方、初心者の方へ
ヘアカラー、カラートリートメント、ヘアマニキュア、白髪染めシャンプー…
始めて白髪染めする方はなにで染めればいいのか?がよくわからない事も多いと思います。
ので、それぞれちょっと特徴を。
簡単な違い
- ヘアカラー
- カラートリートメント
- 白髪染めシャンプー
- ヘアマニキュア
主に使われる白髪染めはこの4つ。
ものすごく簡単な違いとしては
「内部」まで作用するか「表面」だけ染めるかの違いです。
ヘアカラーだけは内部まで影響します。
内部まで影響して、元々ある黒髪メラニンをぶち壊し・明るくして色を入れる。
(このメラニンをぶち壊すため、ダメージがあります)
そのため「黒髪そのもの」を明るく出来るのはヘアカラーのみ。
他3つは表面のみの作用なのでダメージなく染められる。
表面に染料がくっつくだけなので黒髪を明るくすることは出来ないという感じ。
どれもメリット・デメリットがあります。
ヘアカラー

-
向いている人
- 色持ち重視
- 一回でしっかり染めたい
- 地毛を明るくしたい
- 多少のダメージは覚悟してる
最も向いている人は?
⇒髪を明るくしながら染めたい方
あらゆるタイプに対応。一回で染まり、色持ちも良い。
白髪の多い人、少ない人、暗く染めたい人、明るく染めたい人…なんでもござれ。ダメージがあるのがデメリット。
あと人によってはかぶれる。
ヘアカラーの大きな利点は髪を明るく出来る事。
白髪染めは染料が濃く、暗く染まりがちなので1つか2つ、明るめの色番を選ぶのが基本。
色持ちは約1~2か月ほど。
カラートリートメント

-
向いている人
- ヘアカラーの頻度を減らしたい
- 不自然な濃さまで染めたくない
- ダメージを抑えながら染めたい
- ジアミンアレルギー持ちの方
最も向いている人は?
⇒既にヘアカラー・白髪染めをしている方。
ヘアカラーの頻度を減らすのが最も得意。
ヘアカラー済みの髪の場合、染まりやすくなる性質があるため、
手軽にヘアカラー・白髪染めの頻度を減らし、ダメージを抑えながら染める事が可能。
ヘアカラーをしていなくても染まるが、色持ちと染まりはヘアカラーに劣るが、
ジアミンが入ってないので、ヘアカラーをしたくない方でも染められるのがメリット。
普通の白髪だと染まるまでに2~5回の使用が必要。(商品次第)
ヘアカラー済みだとほぼ1発で染まる。
色持ちは1~2週間ほど。
白髪染めシャンプー

-
向いている人
- 白髪を目立たなくしたい方
- 白髪の量が多い
- 染まりは最も薄い
最も向いている人は?
⇒白髪の量が多く、目立たせなくしたい方。
カラートリートメントの染まりを弱くしたようなタイプで、白髪自体の色味を変える・目立たせなくする事が得意。
こちらもヘアカラー済みの髪だと良く染まる性質がある。
全白髪染めの中で最も染まりが薄く、しっかり染めたい、白髪が少ない方は不向き。
それなりに染めるまでに15回以上は使う必要がある。色持ちは1週間ほど。
ヘアマニキュア

-
向いている人
- 1回で染めたい方
- 明るくせずに白髪だけ染めたい方
- ヘアカラーをしていない、健康毛の方
最も向いている人は?
⇒ヘアカラーをしたくない方
カラートリートメントと逆の性質で、健康毛が染まりやすい。
髪を明るくしない方で、数本の白髪やちらほら白髪を染めるのに最適。
地毛を明るくすることは出来ないので、ダメージは無くかぶれも無い。
肌についたら非常に取れにくいのでやや使い勝手が難しく、肌に付けずに使う器用さが必要。
1回で染まるが色持ちはやや悪く約2週間ほど。
まとめ
明るく出来るけど、傷むヘアカラー。
明るく出来ないけど、傷まないカラートリートメント・ヘアマニキュア。
人それぞれ、要望に応じて何を使うのが良いかは変わります。
多分、1番多いのは
明るくしたいけど、ダメージは抑えたい。
これですね。
明るくする=ブリーチ力が必要なので、0ダメージは無理ですが極力抑える事は可能です。
2.退色してきたらカラートリートメントでカバー
3.根元の白髪が目立ってきたらリタッチ
4.~繰り返し~
これがベストです。
全くヘアカラーをする予定が無ければヘアマニキュアで染めるのが最適。
参考にしてみてください。