他のサイトがよく言う嘘
◇ 1回でヘアカラーにも負けないくらいの染まり!
はい、嘘。
まぁ完全に嘘という訳でもないですけど…。
1回使っただけでしっかり染まるには「ある条件」が必要です。
1回でこんなに染まりました!
これは裏があります。
うちの染まり方と、他の所が全然違うのもこの理由です。
これは白髪染めシャンプーでも、カラートリートメントでも使われる手口なので、
是非知っておいてください。
というか知らないと騙されます。
という訳でネタばらし
1回で染まるは裏がある
では、実際に染めていきます。
先にシャンプーで染めますが、後でカラートリートメントもやります。
この2つの毛束、同じに見えますが
◇ 左 → ランキングサイトでよく使われる毛束
◇ 右 → ただの白髪
となってます。
どちらも同じ白髪ですが「一つだけ」違いがあります。
さっそくシャンプー塗布。
実は動画撮ろうと思ったんですが、構図が上手くいかず断念。
ここまでは何の違いもなく平和ですね。
シャンプーなので30秒ほどで流します。
この後が結構面白い事になります。
はい。
同じ白髪染めシャンプーを使って、
同時進行で染めて、
同じ時間で流したのにも関わらず。
こんなに差が出ます。
ドライヤー後。
一目瞭然ですね。右の普通の白髪は薄っすらといった染まりです。
さて、これがどういうことかって話ですが…
左の毛束見てどう思いました?
かなり染まってますよね。
白髪染めシャンプー1回でこれだけ染まれば十分だと思います。
結構、欲しくなりません?
これが手口です。
すっごく染まりやすい毛束を使って
「これさえあれば簡単に白髪が染まります!」
と言ってる訳です。
でも「実は染まりやすい毛束を使ってます」とは当然言いません。
カラートリートメントも同じ
染まる仕組みが同じなので、全く同じことが起きます。
また利尻で染めますが、30分×1回で
こんな感じですね。
※左の染まり方、実際に探せばいくつも見つかります。
普通の白髪の染まり方は右ですので、本当に注意が必要。
なぜこんなに差が出るのか?
物凄く単純に言えば、
「傷んでいる髪ほどよく染まるため」
これが理由です。
先ほどの2つの毛束も
◇ 左 ⇒ 白髪にブリーチしたダメージ毛
◇ 右 ⇒ ただの白髪
これだけの差です。
「ダメージが違う」ため、こんなに染まり方が違うんです。
※当たり前ですがうちが検証に使ってるのは右の普通の白髪です。
もし仕組みについて、深く知りたい方がいらっしゃれば
⇒デミ・コスメティクス ケミカル講座8
こちらに詳しく載っています。
騙されないために
見分け方
見た目がほぼ同じなのに、どう見分けろと?
という話ですが、これは実は単純です。
このよく染まる毛束、見分け方としては
ここに注目してください。
右の形状の留め具の場合、高確率で染まりやすい白髪です。
もしくは単純に1回で不自然な程に染まってる場合、ほぼこれだと思って大丈夫です。
(シャンプーだろうとトリートメントだろうと、1回でしっかり…は厳しいです)
まとめ
髪のダメージ次第で染まりやすさは変わる
カラートリートメント・白髪染めシャンプーのややこしい部分なんですよね…。
口コミでも見かけると思いますが
良く染まった!
という人と
全然染まらなかった!
という口コミが混在していますが、
これはその人がヘアカラーを既にしているか?にかなり影響されます。
逆に言えば、カラートリートメントや白髪染めシャンプーは
傷んでいる髪程良く染まるため、ヘアカラー後の退色カバーが一番得意だったりします。
じゃあ傷んでいない髪は染まらないの?
あああ、誤解を生んでしまった(笑)
もちろん傷んでいる方が染まりますが、そんなことは無いです。
うちはこのパターンの検証をしています。
※ヘアカラー済みの方は、当サイトの染まりよりも良く染まります。
ヘアカラーが出来ない・したくない方が、
カラートリートメント・白髪染めシャンプーを使ったらどう染まるか?
という事を調べていると思って頂ければ。
ではでは、参考になれば幸いです。