染まり方と色味
<使用前>
<使用後>
濃いめのダークブラウン
イメージ通りのダークブラウンなので素直な色味です。
明るめより「暗め」のダークブラウン。
容器の色そのまんまですね。
公式で出ている画像の方がわかりやすいので使わせて頂きますと
この色が髪につくよ、と思って頂ければ。
黒髪にも馴染む程度の濃さなので、
しっかり、濃いめのダークブラウンに染めたい方向けです。
どのくらい徐々に染まる?
<使用前>
<3回使用 シャンプー後>
<5回使用 シャンプー後>
染まりやすさ 3.0
そこまで濃くなっていかず、
「徐々に染まる」要素は他商品と比べても控えめです。
公式で出ている画像はこんな感じですが
う、うーん?
別にうちでやってる染毛試験が絶対なんて思っちゃいませんが、
流石にこれは染まり過ぎでないかい?
うちの5回目=公式の1回目ぐらいになってます。
塩基性染料を含む白髪隠しなので、
公式で使っている白髪は多少ブリーチしてる白髪かなと予想してます。
(塩基性染料はブリーチ毛だと染まりやすいので)
自分でも使いましたけど、こんな染まらんぞ。
白髪部分は霞んで見えにくくはなりますので、「目立たなく」というのは達成してますが、
期待し過ぎはちょっと禁物。
水落ちの強さ
濡らして、どれくらい落ちるか試験。
しっかり濡れればどれも全部落ちるんですが、水には弱い部類です。
基本的に水に弱い商品群ですので
汗や雨、濡れる状況にある日は使用を控えて下さい。
シーラボ ボタニカルヘアマスカラまとめ
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シーラボ ヘアマスカラまとめ
- 染まりは濃いめのダークブラウン
- 「徐々に染まる力」は弱め
- コスパが致命的に悪い
明らかにコスパが悪い
基本はスタンダードな白髪隠しです。
付けた時はしっかり隠せますし、目立たなくなる程度には定着します。
ただこの商品、不満点というか使い勝手に難があって
ブラシの密度が濃すぎるため「液が付きすぎ」が起きやすく、
髪にも付きすぎになりやすいです。
付きすぎると乾きにくいし、固まりやすくなるので調整が必要なタイプ。
(特に使いはじめ)
密度が濃すぎて、引っかかりやすいのもあったりと、
単純にちょっと使いにくい。
あと、若干乾きにくいので、
付けた後はドライヤーで乾かしてしまった方が楽です。
「徐々に染まる白髪隠し」はもれなく乾くとごわつきやすんですが、
シーラボも例外でなく、多少ごわつきます。
(かなりごわつきにくい部類ですが)
総合すると、値段が高めの白髪隠しなので
- 「白髪が隠せればOK」
- 「徐々に染まるパワーが強い方が良い」
この辺の「白髪隠し」の要素で見るならどうしても高くつきます。
値段が同マスカラタイプの約2倍です。
色味の差はありますが、徐々に染まる力・仕上がり・耐水性に大きな差はありません。
ツンとした臭いがない…というのはサロンドプロも同じですし。
ビゲンはクサいけど。
この商品の一番の売りが何かというと
「成分にこだわってます」であり「自然由来成分95%」
なんですが…うーん。
揮発性を高めるために、一番配合量が多いのはエタノールなので…髪に良いかというとね。
あと、自然由来成分95%にエタノール含めちゃうんだっていう所もですね。
人によっては騙されたと感じる人がいると思います。
(元をたどれば自然由来ではありますが、いい気分はしないはず)
エタノール入れんなって話じゃないですよ。
入れないとずっと乾かなくなるので。
ただ、この構成で「髪に良い」まで行くと飛躍しすぎだと思う訳です。
それゆえ、メリットとして伝えている部分も
あんまりメリットになってないんですよね…それなりに誇張してますし。
ああ、脱線してきた。
まとめます。
・色味が素直なダークブラウンで使いやすい色味
・仕上がりが比較的ごわつきにくい
この2つ以外は平凡な要素が多いです。
確かに物としては悪い訳じゃありません。普通です。
でも、普通なのにこの価格?というのが先に来ますので
積極的におすすめしにくく、個人的に使うかという点でもNOです。
少なくとも自然由来成分95%に惹かれて買うのはおすすめしません。
ボタニカルヘアマスカラのレビュー
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