よく考えると変だと思いませんか?
市場に1.5m3/分以上のドライヤーがゴロゴロあって、
なんなら1.9m3/分以上もいくつもあるのに、
なぜに1.3m3/分を選べと言われるのか。
今回はその辺のお話です。
風量値が上がれば、風力が強くなる?
よくある間違いなんですが
風量=風力じゃないです。
確かに指針にはなるんです、でも絶対ではありません。
わかりやすい所で2つの比較対象を。
コイズミ モンスター
風量 2.0m3/分
風力 14.3 m/秒
テスコム TID2500
風量 2.2m3/分
風力 10.1 m/秒
スペックだけ見るなら、テスコムTID2500の方が上ですね。
実際に使うとよ~くわかるんですが、話にならないくらい差があります。
風量=風力だったらこんな事は起きません。
風量が多いと風力も強くなる傾向はありますが、絶対じゃないです。
風量値が同じでも風力が違う事はよくある
同じ1.3m3/分のドライヤーだとしても、送風口の大きさ次第でも変わりますし
内部の作りでも風力は変わります。
ナノケア EH-NA99
風量 1.3m3/分
風力 12.6m/秒
イオニティ EH-NE28
風量 1.3m3/分
風力 9.7m/秒
この2つ、風量は同じ1.3m3/分です。
と、同じカタログスペックでも、風力が違う事はままあります。
数値にして約3.0m/秒の差。
(動画だと微妙にわかりにいんですが、風の強さはかなり違います)
ちなみに、タイトルにもある1.3m3/分以上を選べって言われてるのは、
間違いなくナノケアが1.3m3/分だからです。
1.5m3/分以上にしましょうとか言ったら、ナノケア売りにくくなっちゃいますからね。
完全なる売り手側の都合です。
(割と良い基準ですけど)
じゃあ何を基準にすればいいのか
これに対しての答えは
風量を基準にする
・・・・・・・・。
_,,_ パーン
( ・д・)
⊂彡☆))Д´)
言ってる事めちゃくちゃじゃねぇかと思うでしょうけど、
風力の指針ってここでしか計れないんです。
既に言いましたが、絶対ではありません。
同じ数値でも全然違ったりしますし、逆に風量数値が上でも風力では負けたりもします。
なんですが、じゃあ風量1.9m3/分が1.1m3/分に負けるか?
と言うと、それはまず起きません。
実際に計測した風力もトップ10はナノケア以外、全部1.7m3/分以上だったので
1.7m3/分辺りを目安にすると、滅多にショボいのには当たらないと思います。
(TID2500みたいにノズルのサイズによる例外もありますが)
⇒調査済みドライヤー風力ランキング
可能でしたら量販店に行って実際に使ってみる。
これが一番だと思います。
うちも失敗が起きにくいように、風力動画を撮っていますが一番は実際に試してみること。
よく言われている1.3m3/分は機種によって幅が大きいので、
大風力が欲しい場合、もっと上の物を選んで大丈夫です。