ラックス ダメージリペアの洗浄力
洗浄力・・・強い
ラウレス硫酸Naがベース。
基本骨格は市販の典型なので、洗浄力も高い処方。
防腐剤の改善はされてますが安全性もやや低め。
オイリー肌・皮脂の多い方で頭皮が丈夫な方向け。
色々シャンプーを試すけど合わないものが多い方や、乾燥しやすい方には向きにくいです。
ラックス 泡立ちの良さ
※水温38℃、1%水溶液にてミルサー法で測定。
泡立ち 5.0
泡の高さ13.2㎝。
容器から溢れんばかりの豊富な泡立ち。これで泡立ちが足りないという人はまずいないと思います。
ラックス 指通り試験
※シャンプー後、乾燥させ専用機器で30回計測。
サラサラ度 4.0
30回平均‐0.1747N。
シリコン系の特徴のまんまですが、
乾かした後はしっかりサラサラになります。
ただ、良く比べられるパンテーンにちょっと負けます。
まぁこれで不満な人ほとんどいないでしょうけど…。
ラックス ダメージリペア 使用した口コミ
テクスチャがちょっと茶色いのが笑いました。
アルガンオイルをイメージさせますね。でも色付けてるのカラメルなんだよなぁ…。
戦略の上手さを感じます。やらしいけど。
香りはフローラル半分・フルーティ半分といった好まれやすい香りです。
強すぎず、洗い流した後も軽く香る程度。
「市販のシャンプーの香りってこういう香りだよね」
をイメージして頂ければ大体そのままです。
使用感は同じユニリーバのダヴと比べると、こちらは改善されています。
改善というか、続投してるだけですけどね。ダヴが勝手に改悪しただけで。
なめらかな質感でキシみは弱くなってます。
乾燥後は前述の通りです、かなりのサラサラ感。
まぁラックスは基本的に大きな変化はしてないので、
一度使った事があればその記憶を辿ると良いです。恐らくそのままです。
乾かした後の仕上がり
仕上がり・・・しっとり感弱めのサラサラタイプ
とにかくサラッと仕上がる、
シリコン入りの良さというか特徴がハッキリ出ている仕上がりです。
まぁ要はそんだけ皮膜感強いんですけどね。
ダヴなんか目じゃない。
良い所は皮膜感が強いけど、硬くないのでごわつかない事。
ちなみにしっとり感は弱めです。
ベースの処方がパサつきやすく、それをシリコンで抑え込んでいるタイプで
あまりしっとりする要素が無いので。
補修力に優れている訳じゃないけど、バサバサのダメージヘアを扱いやすくしたい時に良いです。
一発でクシ通りを改善してくれます。まぁ皮膜ですけど。
ここは結構大事な所で、補修されたわけじゃなくて皮膜です。
あくまで表面上の保護。
補修と勘違いすると色々おかしな事になるので、一応ね。
皮膜効果が高く、サラサラ感に振った処方なので
手櫛で絡まるレベルでバサバサしている、摩擦ダメージがあるような髪向けで、
物理ダメージの低減に役に立ちます。
何度も言うように、皮膜ですので
シリコン系じゃないとどうにもならない方の緊急処置的なポジション。
健康毛なら必要ありません。
ラックス ダメージリペアまとめ
おすすめ度 2.9
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まとめ
- 仕上がりはしっかりサラサラに
- 補修力はポンコツ
- ダメージヘアを補修ではなく、すぐにでも扱いやすくしたい方向け
- コンディショナーはちょっとアレなので、なるべく別のを
皮膜効果の高いサラサラ系シャンプー
ブレずにシリコン系の質感を継続しているシャンプー。
ノンシリコンブームが来る前からよくある処方と言えばそうなんですが。
補修力に優れる訳ではないけど、
皮膜効果でパサパサの髪を扱いやすくするという考えで大丈夫です。
手っ取り早くサラサラにしたくて、安く済ませたい時に。
でもコンディショナーはなるべく別の物を。
という感じですね。
コンディショナーがあまりよろしくないんですよ。
残るとホントに反応が出やすい防腐剤入ってるので、雑に洗い流すのだけは×。
(チアゾリノン系です。商品名ケーソンCG)
洗い流さない製品には配合不可という、
パラベンと比べてもケタ違いに強い防腐剤使用なので。
これは比喩じゃなく、実際にケタ違いの刺激の強さです。
そんだけ少量で効くのでコストは下がるんですが。
実際、痒みが出たって口コミが多いんですが、
これはコンディショナー側の原因じゃないかと疑ってます。
(シャンプーにも疑いはありますが)
シャンプーよりコンディショナーが問題ありです。
でもユニリーバの製品は大体この流れという。
ダヴもこれですし、クリアもこの流れです。
厳密に言えばシャンプーもヤバかったけど、最近シャンプーだけは改善が進んできて
コンディショナーがそのままという流れ。
まぁ頭皮につける物じゃないから、大丈夫って考えもわかるんですが。
いますからね、コンディショナー頭皮につける人も、すすぎが雑な人も。
そういう意味でもコンディショナーがちょっとなぁ…という感じです。
長期使用によるアレルギー感作の問題なので、
そんなリスクを取る必要は全くないですし。
段々と何を言いたいのか分からなくなってきましたが、
仕上がりの良さ重視、安くサラサラ系を求める方向け。
シャンプーの安全性はそこまで悪く無いですが、
コンディショナーがアレなので、コンディショナーは別の物を推奨です。