マーキュリーデュオ シャンプーの洗浄力
洗浄力・・・弱い
アミノ酸系の王道ココイルグルタミン酸TEAがベースにベタイン、アラニンという骨格。
洗浄力に優れる処方では無いので、弱めです。
もっと洗浄力低いと予想してたんですけど、この辺は量による影響だと思います。
オイルの数自体は沢山あるんですが、総量自体は多くないのかなと。
このベースならもっと洗浄力落ちてもおかしくないので。
刺激も低いですが、洗浄力も低いので乾燥肌向けです。
オイリー肌だと足りません。
ちなみに私はややオイリーなので足りません。
これ使うとムズ痒くなります。
マーキュリーデュオ 泡立ちの良さ
※水温38℃、1%水溶液にてミルサー法で測定。
泡立ち 2.0
泡の高さ8.7㎝。
グルタミン酸ベースなので泡立ちはなかなか悪めです。
泡立ちを気にする方だとちょっと厳しいかも。
マーキュリーデュオ 指通り試験
※シャンプー後、乾燥させ専用機器で30回計測。
サラサラ度 2.5
30回平均‐0.253N。
ノンシリコン系のド平均と言ったライン。
サラッとした感触は強くないけど、パサついたり・もつれたりもしません。
乾燥後はやや重めで、パサつかない程度のサラサラ感。
マーキュリーデュオ・使用した口コミ
完全に女性向けに作った香りです。
甘さの強い「香水系」の香り。
甘い香りが苦手だと×、好きなら〇という感じで、
かなり強め+持続力もあるので人によっては甘ったるいと感じると思います。
でも口コミを見ると好評の様子。8・2くらい。
「香水っぽさのある、甘い香り」を好むかどうか次第ですね。
男性は恐らく無理です(笑)
この香りが男性の髪から飛んで来たら違和感が凄い。
洗い心地はココイルグルタミン酸TEAの特徴がよく出ていまして。
全然さっぱりしません。
なお、ヌルつきが長く残るのでキシみません。
長時間すすいでもキシまず。
というか長時間ヌルヌルヌルヌルします。
頭皮の保湿感はあるんですが、洗った感も全くありません。
ヌルつきの強いシャンプーが苦手だとアウトです。
もうちょっとさっぱり感出しても良かったんじゃないかな、
と思わなくもないんですが
「ラウレス・スルホン・スルホコハクフリー」を謳いたいために
さっぱり感の出る洗浄剤を入れられない状態になっているので。
使用感としては
「さっぱり感」より「保湿感」が強いシャンプー。
かつ香りが甘い香水系で特徴的。という感じです。
乾かした後の仕上がり
仕上がり・・・やや重めのしっとり系
意外と重くないしっとりタイプ。
もっと重いかと思いきや「やや」しっとりぐらいです。
コンディショニング剤にオイル的なしっとり感や、保湿感に優れた物を使ってるので
保湿感は結構あります。でも補修系は弱いのでハイダメージは無理。
ベタつきやすい髪だと更にベタッとしやすい性質があるので
ちょっとパサついてる、多少しっとりした仕上がりが好きな方向けです。
マーキュリーデュオ シャンプーまとめ
おすすめ度 3.4
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まとめ
- ややしっとりした仕上がり
- 補修力は弱いためハイダメージだと物足りない
- 洗浄力は低いので乾燥肌向け
- ベタっとしやすい髪だとさらにベタつく懸念あり
さっぱり感の弱い、保湿感強めの「やや」しっとり系シャンプー
ハンズやロフトで見かけるシャンプーですね。
服飾関係のブランドで、なぜにシャンプーを作ったのかはわかりません。
ダメージヘア用らしいですが、補修効果は薄いのでダメージヘアにはあまり向きません。
無くはないんですけど、どちらかと言えば保湿感重視の作りなので
ちょっとしたパサつきを抑える用。
ハリコシが出る可能性はあるんですが、
ハリを感じたらそれは補修じゃなく、ただの皮膜の蓄積です。
アミノ酸系らしい保湿+オイルのシャンプーですが、
成分表だけ見るとオイルが異常に多いのが逆に引っかかる所。
そのまま信じると、もっと仕上がりが重くて泡立ちも相当に悪いと思ってたんですが
そこまでではないんですよ。
…オイルの総量、少ないんじゃない?
どうも全体の入ってるオイルの少なさを匂わせます。
宣伝のために種類は沢山入れたけど、それぞれちょびっとしか入ってない可能性が高い。
ボタニカルって言いたかったのかな…。
配合数が多い方が宣伝は出来ますからね。イメージ戦略。
総じて
「洗浄力が低くて、ヌメリが強くさっぱり感が弱い」
「ややしっとり寄りの仕上がり」
というタイプ。
アミノ酸系イメージ通りの使用感です。
結構見かけるタイプなのでこのままなら普通ですが、
1番の特徴となると「香り」かなと。
ここまで甘めの香水系に振ったシャンプーは珍しいです。
ことごとく男性向けには出来てません(笑)
とりあえずオイリー肌には不向きで、
乾燥しやすい人向け、という事だけ考慮しておいてください。
使用感と香りに好みが分かれやすいタイプなので人を選びます。