凛恋(リンレン)シャンプー ゆずとローズの違い
凛恋(リンレン)シャンプーの調査です。
そもそも凛恋自体、良いシャンプーなのか?という話も交えつつ、
洗浄力やら、指通りやらを調査しつつ、どんな人に向いているか、向いていないかと言うお話を。
まずは洗浄力の調査から。
凛恋シャンプー 洗浄力比較
疑似人工皮脂を、それぞれ凛恋のシャンプーを混ぜた溶液で洗浄。
水温や洗浄時間等は同一にしています。
共に洗浄力はやや控えめ
大きくは変わりませんが、洗浄力はややユズの方が強め。
数値化すると
ローズ・・・洗浄率 63.4%
平均より洗浄力は控えめなので、どちらも
普通肌・やや乾燥しやすい人の方が向いています。
洗浄力が弱い訳ではないですが、
皮脂が多い方・頭皮が脂っぽい方はあまり向いていません。
仕上がりのサラサラ感
サラサラ感はユズの方が上
人毛毛束にそれぞれユズ・ローズのシャンプーで洗浄し、
ドライ後に専用の機器を使い、指通りの良さを計測。それぞれ30回ずつ。
ローズ・・・ ‐0.2033
しっとり感ではローズの方が上ですが、
絡まりやすい髪、ふんわりサラサラ系が好きならユズ&ジンジャーを。
凛恋シャンプーの香り
ユズ&ジンジャーは、ほぼほぼユズの香り。
ジンジャーはあまり感じません。
思いっきりユズなので、ゆずの香りを想像したらそのまま来ます。
ローズ&ツバキは、正直ローズ感は薄め。
ローズ・ツバキ・パチョリ・ライム等、やや複雑でクセのある香りになっています。
ちょっと好みが分かれる香り。
昔はハッキリしたローズだったのにね。
ハズしにくい、好みが割れにくいのはユズ&ジンジャー。
実際に香りの評価が良いのもユズ&ジンジャー。
それぞれの成分の違い
どちらも主剤はコカミドプロピルベタイン。
次いでサルコシンTEA、ココイルグリシンNaとベタイン+アミノ酸という骨格。
ローズはこれにココイルメチルタウリンNaが追加されています。
珍しい処方ではありませんが、
共通しているのはしっとりし過ぎず・さっぱりし過ぎずと言ったバランスタイプ。
特に目立って悪い成分はありません。
リニューアルでポリクオタニウム-10の量が減っているので、
すすぎの使用感は落ちた感はありますが、代わりに長期間使用してもごわつきにくくなっています。
初めて使った時のインパクトは落ちたけど、長く使いやすいように。
軽めの仕上がり、ふんわりサラサラ系なのがユズ。
ややしっとり、多少のダメージヘアにも対応しているのがローズ。
といった感じです。
まぁローズもそんなに重くは無いですけど。
どちらも洗浄力は控えめ、仕上がりがそんなに重くないので、
・しっとり重めの仕上がりが好き
・かなりのオイリー肌
これらに当てはまる場合は、そもそも買わない方が良いです。
気に入らない可能性のが高い。
「香りが良くて、安心して使えるシャンプーが欲しい」という方向けなシャンプーですので
・使いやすく、家族等で使うシャンプーを探してる方
・洗浄力の強いと乾燥する、合わない
この辺りに合う方向け。
香りが良く、長く使いやすいコスパの良いシャンプーが欲しい方に向いています。
それぞれの比較
ゆず&ジンジャー | ローズ&ツバキ | |
---|---|---|
タイプ | ベタイン系 | ベタイン系 |
洗浄力 | 69.9%(やや控えめ) | 63.4%(やや控えめ) |
指通り | -0.184 | ‐0.2033 |
香り | わかりやすいユズの香り | やや癖のあるローズ調 |
仕上がり | ややさっぱり、サラサラふんわり系 | ややしっとり、まとまり重視系 |
で、結局どっちがおすすめ?
選び方としては
⇒ユズ&ジンジャー
ややしっとり寄りの仕上がりが好きで、パサつきがちな髪、まとまりの良さを重視
⇒ローズ&ツバキ
この選び方で大丈夫です。
試しに頭の右半分をユズ、左半分をローズで洗うというトチ狂った事をやってみましたが、
割と違いを感じられるレベルでこんな感触でした。
何より香りの良さがこのシャンプーの一番の特徴。
香り重視の人は是非1回使ってみて欲しいなーと思う次第です。
特にユズ。
ローズはまぁ。うん。
サンプルパウチも売ってるので両サンプル使ってみて、
好みの方を使うというのもアリです。
個別レビューで洗浄力とか、もうちょい細かく書いてるので
詳しいレビューは個別記事で。
⇒ユズ&ジンジャーの使用レビュー
⇒ローズ&ツバキの使用レビュー
今回は省きましたが、もう一種のミント&レモンはスカルプケア用、
フケ・かゆみがある方向けなので、頭皮トラブル持ちの方はミント&レモンを。